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2015年04月28日

妖怪大辞典の台紙(1):切り取り線を描く

  • (1)切り取り線を描く。【今回】
  • (2)枠とかを配置する。
  • (3)妖怪のリストを整理する。
  • (4)台紙の素材を集める。
  • (5)台紙を作る。
  • (6)台紙を印刷して仕上げる。



  • フリーのイラストレーター的なソフト「Inkscape」を使って、妖怪メダルを収める妖怪大辞典の台紙を作る作業を紹介しようと思う。

    ソフトのダウンロード先はこちら。最初から日本語で操作できるなんて、便利な世の中だなぁ。
    https://inkscape.org/ja/

    いろんなことが出来るのですが、分からないことがあれば基本操作を紹介した他所のサイトを見てください。便利です。
    http://inkscapedesign.web.fc2.com/
    http://logo.dollsent.jp/

    ここでは、単に妖怪大辞典の台紙を独自に作る方法をのみを紹介します。

    記事を書いているうちに長くなってきたんで、分けて掲載します。







    ■妖怪大辞典の台紙を作る(1):切り取り線を描く。

    いわゆる「トンボ」と呼ばれる線で、用紙を裁断するときの目安。
    妖怪大辞典の台紙は微妙に規定の寸法と異なるので、A4サイズの紙にトンボを描いて切り取る手順とした。

    妖怪台紙のサイズは、手元にあるのを定規で測ってみた。
    幅17.5cm×高さ26.0cm
    メダルを挟むと結局ズレるので、アバウトでOK。

    まず、用紙設定。
    メニューバーの「ファイル」→「ドキュメントのプロパティ」で実行。
    ink01.png
    ink02.png

    用紙のサイズを測ったサイズに修正。
    ink03.png

    自動でトンボを描く機能が付いているので、
    メニューバーの「エクステンション」→「レンダリング」→「レイアウト」→「プリントマーク」
    ink04.png

    設定は標準のままでOK。
    ink05.png
    ink06.png

    「Printing Marks」っていうレイヤーにトンボが追加される。
    ink07.png

    用紙サイズをA4に戻すと、トンボが用紙からはみ出てしまうので、
    レイヤーのロックを解除してトンボを用紙内にずらします。
    ink08.png

    この「レイヤー」って機能は、CADとか使う人にはお馴染みでしょうが、そうじゃない人は良く分からないと思う。
    日本語で言ったら「層」って意味。つまり、「透明な紙」に線とかを描いて、重ね合わせている感じ。「透明な紙」が「レイヤー」ね。
    層に分けて描くから表示・非表示やロックが出来て、作業ごとにごちゃごちゃにならない工夫をしているわけです。

    レイヤーはソフトの下のところに表示されているんだけど、ちょっと分かりにくいから作業スペースに表示。
    メニューバーの「レイヤー」→「レイヤー」
    ここらで、メニューバーから呼び出す方法を書くのも面倒くさくなってきた。コマンドの右側に括弧で書いてあるから、何度も使う機能はキーボードから呼び出すようにしたらいいよ。
    ink09.png

    レイヤーを呼び出すには(shift + ctrl + L)。
    「Printing Marks」っていうレイヤーにロックが掛かっているので、解除する。
    ink10.png

    ノードツール(F1)っていう要素を移動したりするときに使う矢印を表示させて、要素を全て選択する(ctrl + A)。
    マウスでトンボの要素をつかんで、用紙内に移動させる。
    真ん中に移動したければ、整列と配置(shift + ctrl + A)の機能を使って、水平軸と垂直軸に合わせればいい。
    ink11.png

    これで切り取り線は描けました。

    ここまで作業したファイルはこちらです。
    daishi01.svg

    次回:http://orenotie.seesaa.net/article/418110554.html







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    posted by カル at 07:25 | TrackBack(0) | 妖怪ウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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