■妖怪大辞典の台紙を作る(5):台紙を作る。
これまでに作成した枠(Inkscape)、掲載リスト、集めた画像を用いて、いよいよ台紙を作る作業を行う。
1)妖怪名の入力
整理済みの掲載リストから妖怪名を入力していく。
用意した文字のオブジェクトが枠からはみ出すようであれば、ノードツール(F1)で調整できる。
2)種族アイコンの配置
妖怪毎に種族アイコンを配置する。
メニューバーの「オブジェクト」→「配列」のコマンドを使えばキレイに配列できる。
今回は、4列×3行で32mm×48mmで配置している。
3)背景画像の配置
集めた妖怪メダルの画像を配置していく。(ここからが楽しい作業だと思う。)
@インポート
予め配置するファイルを集めておいてからインポート(Ctrl+I)するのが良いと思う。
ちなみに「あそっ火山」のメダルはまだ発売されていないので、グーグル先生に画像検索してもらって何とかする。
Aグレースケール変換
灰色のほうが台紙っぽいと(メダルが目立ってかっこいい)思うので、色味を灰色に変換する。
メニューバーの「フィルタ」→「色」→「グレースケール」のコマンドを使う。
戻したければ「フィルターを除去」で元に戻せる。
Bサイズ調整
台紙に合わせてサイズの調整を行う。
変形(shift + ctrl + M)の「拡大縮小」コマンドを使う。
200%に拡大すればちょうどいいと思う。
C枠に合わせてクリップする。
ちょっと作業しにくかったので、サブレイヤー(メダル)を追加しています。
枠の下にメダル画像を置いて、枠とメダル画像の両方を選択した状態で右クリック。
「クリップの設定」を実行すれば、
枠の範囲のメダル画像が切り出されます。
戻したければ「クリップを解除」で元に戻せる。
これで台帳のファイルの出来上がり。
さらに妖怪情報のテキストを追加してもいいかも。
作業時はレイヤーのロックや可視のオンオフを使えば作業しやすいよ。
ここまで作業したファイルはこちらです。
binder07.svg
次回で最終回です。:http://orenotie.seesaa.net/article/428482618.html