アイドルライターの小明さんや珍バカライターの北村ヂンさんが面白いと書いていたので、是非に見たかった。
『この世界の片隅に』の中でも妙に気になる存在だった「楠公飯（なんこうめし）」食べました。ラピュタの「目玉焼きトースト」、ギャートルズの「あの肉」を食べる的な記事だと思います（？）
— 北村ヂン (@punxjk) 2016年12月14日
『この世界の片隅に』に出てきた「楠公飯」を食べてみた https://t.co/Fit7XpnvPa pic.twitter.com/graI8GnkZN
けど、映画館が１つしか無いような街に住んでる状況では見ることは叶わないと思っていた。
中に入ると年寄り率がすごい！うちの父さん(67歳？)くらいの人達だらけ。
楽しく見るために、楠公飯と「のん」以外の情報を入れずにいたけど、この世代に人気なのかぁ。
俺がこの映画館に来るのは子どもと妖怪ウォッチの映画を見るときくらいだ。
親子連れ以外は甘く煮しめた少女マンガ崩れ(福祉蒼太とか広瀬スズが出てるやつ)みたいなものを見に来る中学生しか来ない映画館と思っていたから、『この世界の片隅に』を上映するなんて意外だ。
広島の戦争映画らしいのは知ってたので、泣く準備としてハンカチをポッケに忍ばせて、いざ開戦。
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泣けるシーンも有ったけど、そういう映画じゃなかった。(泣いたけど)
見に行ってすごい良かった。
事前に「のん」が主演と聞いてたから、最初は「のん」が喋ってるようにしか聞こえんかったけど、途中からちゃんと「すずさん」になって気にならなくなった。
今は普段俺らは台風とか地震とか津波とかを考えて想定して、土木構造物を設計してるけど、弾丸やミサイルや焼夷弾が落ちてきたときに、橋とか道路を通せるにはどうしたらいいんだろうか？
そんなことを考えちゃう。
これはあの軍部とか新聞とかの扇動にあまり乗らなくて過剰に反対もせんかった普通の人たちが普通に見た普通の戦争記憶なんだろうと思った。
俺もあの場にいたら玉音放送が終わったら「よっこいしょ」って言って、さぁヤレヤレって感じになるんだろうなぁ。
前に見たシン・ゴジラはスゴく面白い映画だったけど、この映画はそういう感じじゃないけど、見に行ってとても良かったと思う。（シン・ゴジラのブルーレイが三月の末に届く！楽しみ！！）
その前に子どもと見たファインディング・ドリーはずっと室井滋が忘れん坊の魚の振りをした感じで、なんかしゃべってたなぁ。
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